大学時代からの友人でありブログ仲間のはるより「ラピュタみたいな雰囲気の遺跡を見に行きたい」との連絡があり、週末に和歌山県の友ヶ島という小さな島に行ってきました。
大阪からサクッと日帰りでき、札幌出身の私も納得の海鮮が食べられるステキな場所だったので、その模様をお届けします。
友ヶ島までのアクセス
今回、この旅で利用した場所を以下の地図にまとめました。
和歌山県の「加太港」から出るフェリーで行けます。
往復2000円で、所要時間30分。
私達は電車で行きましたが、南海線加太駅から加太港までは徒歩15分程度でした。
船のダイヤは以下より見られますが、繁忙期は臨時便が出るため、早めの時間に行くのがおすすめです。
▷友ヶ島への旅はお任せください! | 友ヶ島汽船 和歌山 友ヶ島
HPのダイヤだと始発は9:00になっていますが、早めに行ってみたところ8:10出航の船がありました。
10人ちょっとしか乗っていなかったので、人のいない状態で写真を撮りたい方は早めの時間に行ってみるといいかも。
友ヶ島へ上陸!
前入りしていたホテル(まとめに書いています)でゲットしたマップ。
人が少ないうちに人気の場所で写真を撮ろうと、最初に島内一番のフォトスポットがある「第三砲台」へ向かいます。
この何もないのどかな感じがいい!
ただ、山道が険しい・・・
ラピュタのバルス後に落ちてきた石の上を歩くような気持ちです。
(バルスしたのは海の上だけど)
ラピュタスポット「第三砲台」
そして、森の中から急に出てきました。砲台跡!
現代に作ったと言ってもおかしくないほど規則正しく積み重ねられたレンガの建物たち。
「全員A型じゃない限りこんなの作れないよ」
「私が作ったらレンガの間からセメントはみ出るわ」
と、2人ともその緻密さに驚愕。
この数のレンガを規則正しく並べることを想像しただけで発狂しそう・・・
ラピュタっぽい雰囲気を感じに来たのですが、終始建物の作りこみようがすごいと感心しっぱなしでした。
地下や2階?があったり、長すぎて暗闇になっている道があったりと、冒険心をくすぐります。(スマホのライト必須!)
出口が見えた時の安堵感と言ったらもう。。。
灯台が見下ろせる展望台
ラピュタの様な場所以外にも、色々と見どころがありました。
和歌山の海と島の灯台を一望できる展望台は必見。
この灯台は後から近くまで行きました。
小さめの「第二砲台」
破壊された「第一砲台」
終戦に当たり、もう大砲を打てなくなるようにと破壊された砲台。
戦時中にも使用されなかったそうなので、破壊されなければとてもきれいに残っていたはず。
このレンガの建物たち、表面だけ敷き詰めたんだろうと思っていましたが、、、
なんと中まできっちりレンガを並べて作られたものでした。
私もはるも、「自分なら中はコンクリートにして外側だけレンガにするわ・・・」と意見が一致。改めて、建物の精巧さに驚いたのでした。
満幸商店で海鮮ランチ
ランチは加太駅周辺で有名な「満幸商店(まんこうしょうてん)」へ。
最初の地図で示した通り、満幸食堂は近郊で2店舗あるのですが、満幸商店Ⅱの方が店舗がはるかにひろく、きれいなので、迷わずⅡの方へ行きました。
もう、全部、とにかく美味しい!!
しらす丼のシラスがてんこ盛りなのはもちろんですが、紀州梅の入ったタレもすごく美味しかったです。
食べログで話題になっていたわさびスープも絶品。
何味なんだろう?と楽しみにしていましたが、これでもかってくらい濃厚な鯛の出汁で作ったお味噌汁でした。
こんな神社初めて!淡嶋神社
フェリー乗り場から徒歩5分くらいで行ける淡嶋神社にも行きました。
こちら、普通の神社に見えますが、、、
人形が祀られている神社なんです!招き猫かわいい。
象と熊の木彫りシリーズ。木彫りもアリなのね。
たぬきもかわいい!ただ密集しすぎて怖い。10匹くらいと目が合ってそう。
かなりいろんなものを見ましたが、神社まで回り終えたのは、14時ごろでした。
まとめ
写真のとおり、和歌山の友ヶ島は、冒険心がくすぐられるステキなところでした。
8:30発のフェリーに乗って、11:10のフェリーで帰ったので、所要時間は3時間以内と日帰り旅行にはちょうどいい島です。
また、たまたま早い時間のフェリーに乗ることができ、人のいない写真を撮れたのも良かったです。(11時友ヶ島着のフェリーはほぼ満席でした)
ちなみに、私たちは早い時間に友ヶ島に着くために、一旦和歌山駅近くのホテルに前入りしました。
私もはるも安すぎてびっくりしたので、気合を入れて友ヶ島に行きたい人はおすすめです。
▷スマイルホテル和歌山
みなさんも、ぜひこの神秘的な島を訪れてみてください!