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エジプト考古学博物館で見つけた、もう見たくない遺跡たち

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旅行がライフワークの破天荒OLです。

先日、エジプト旅行に行ってきました!

滞在中にテロが起きるというアクシデントに見舞われたものの、何とか生きています。

▷関連記事:大規模テロが起きたエジプト、現地でほぼ報道されていない件

 

滞在中にカイロ市内にある考古学博物館に行ってきたのですが、この博物館、誰もが昔教科書で見たことがあるような古代エジプト遺産の宝庫なんです。

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ツタンカーメンの黄金マスクや大きい棺、本物のミイラまで・・・とにかく見ごたえ満点で面白かったので、その一部をご紹介したいと思います。

 

なお、淡々と説明してもつまらないので、一つ一つに賞を与えてみました。

 

 

受賞作品一覧

ギャップ萎えで賞

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純粋にオシャレでかわいいこのワンコ。古代エジプトでは犬は神様として崇められていたそうで、アヌビス神という名前までついています。

が。なんの神様なのかと言うと・・・なんと「ミイラ作りの神様」。ミイラの作り方的な書物を見ると、確かにこの犬がよく出てきていました。恐ろしや・・・

 

画期的すぎるで賞

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なんとこれ、世界一古い「折り畳み式の椅子」なんです!

当時の王様はよく遠征に行っていたので、その時に発明されたのだそう。とは言っても5000年前だよ!日本はボテボテの縄文土器作ってた頃に、センスありすぎだろ。

 

意外と偉いで賞

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地味ですいませんが、「書記のおじさん」の像です。

古代エジプトでは書記という仕事はかなり偉い職業だったらしく(読み書きできる人がほぼいなかったため)、現代では勤勉の象徴になっているそうです。

軍の施設の前など街のいたるところでレプリカ像を発見しました。日本で言うと、二宮金次郎的な存在なのかな。

 

トラウマで賞

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ぱっと見きれいな大理石の箱。実は、ミイラを作る時に人間から出す内臓の入れ物なんです。

中を覗き込むと干からびた内臓が残っていて、しかも外側には当時内臓を入れた時の血液がベッタリ。黒く酸化した血と内臓の光景は、グロが全くダメな私にとってトラウマになりました。

(後で見返したくないので、血が付いた部分は映らないように撮影しました。気になる方は実物をご覧ください)

 

もう一生見たくないで賞

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写真撮影NG(人によっては写真撮っていいよ~という警備員もいましたが)のためイラストで描きましたが・・・超グロかった!!

状態の良いミイラはつるんとして安らかな顔をしていたのですが、少しでも崩れていると歯や鼻の中まで見えて、ただただ恐怖しかありませんでした。

怖いもの見たさで見ましたが、結構なトラウマを植え付けられるので、グロが無理な人は要注意です。

 

写真に撮りたかったで賞

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最後になりますが、やっぱりこれが一番「おおっ!」となりました。ツタンカーメン王の黄金マスクです。

黄金マスクが入っていた棺や一緒に入っていた装飾品も展示されているのですが、現代で売っても大丈夫なくらい精巧で、ただただ美しかったです。

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▽棺のアップ

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ツタンカーメンの顔に違和感を感じた方、正解です。ツタンカーメン関係のものは全て写真NGだったので、写真OKな別のマスクや棺の写真を載せました。結構顔が違う…)

 

終わりに

以上が、考古学博物館で私が面白いなと思った遺産たちです。

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5000年も前のものがこんなにきれいに残っているなんて、本当に神秘的ですごい!と終始感動しました。

カイロを訪れた際は、ぜひ行ってみてください。

 

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